今頃、彼等は美味しいご飯とお酒で今日のライブの話をしていることだろう。
お世話になっている方達へ感謝をこめて斉藤和義のライブチケットを取ってあげた。
それが今日である。
ココ数ヶ月、いつも遊んで頂いている先輩たちへ行きたそうなライブチケットを感謝の気持ちとして取得してあげている。
それは僕が今ココに存在しているのは彼等、彼女たちのお陰でもあるから。
「見返りのない何かをすることをどう感じるか」
それを教えてくれた方達のように感じている。
何でもかんでもデザイン関係ならお願いされてしまう人もいれば、
困っている人がいれば何でもしてくれる人もいる。
僕はそんな人達にそういう漠然とした人間味を教えて頂いたような気がする。
だから、今の僕はそんなことは全く考えず、ただ周りの誰かが幸せに過ごしていることが好きだ。
これはそんな人達に囲まれ、遊び、その中に優しさや厳しさ、楽しさの全てがあったからこそ生まれた雄啓である。
今日、先輩である彼女たちが楽しくあればいい。
この日を待った数ヶ月とこの日を味わった数ヶ月が幸せにあればいい。
僕がその幸せに埋もれて入れれば幸せだから。
この感覚を持てたのは人生で大きな一歩だったと言える。