雨が降っても、風が吹いても、お客様が階段をあがってきてくれること。
僕らが当然のようにしていると思うだろうか・・・。
いや、奇跡というか涙というか日々片付けながらお客様への感謝をひしひしと感じ、スタッフ通しで
笑いながら、真剣に喜びを分かち合っている。
そんなお店ってあるのかな?
今まではなかった。
自分のお店になるまではなかった。
時にはいないスタッフの悪口が聞こえ、せっかく来てくれたお客様のことを悪く言うスタッフもいる...。
そんな修業時代を終え、このお店を構え、今そんなことはあり得ないお店になっている。
お店が好きで、その店を大切に思ってくれるお客さまが本当に好きで。
幸せだなー。
二人で始めたお店。
毎日が寝れない日々だった。
家もなかった僕。
バイクもなかったシェフ。
始発で帰っていくシェフ。
あまりに辛そうだったからバイク代を貸してあげた。
そんな手作りなというか、ギリギリの店だった。
何もないところから今のお客様の笑顔まで・・・。
大したことはしていない。
ただただ楽しく幸せな笑い声で終われる空間でいたかっただけ。
今がずっとは続かないだろう。
だからよりよくする方法を考えて初めて今が継続できるのだろう。
笑い声。。。。
心から笑えるお店でいよう