okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

輝き

okeiのカウンター席には沢山のジュエリーが飾ってある。
これはyukiko okuraというブランドのものでその名の通り大倉さんが作っているジュエリー。
僕の大好きな友達であり、大先輩の女性。
Rikakoのジュエリーなども手掛ける彼女だからお客様にも好評だ。

オープン当初、カウンターにあるガラスのディスプレースペースをどうするか悩んでいた。
最終的にオープン前日、ハンズで白い砂と石を買ってきて入れた。
そして一年が経った。

正直何もしてなかったのだ。

一周年の前、大倉さんが来たので、ディスプレーを依頼した。
飲んでいたこともあり、快諾してくれた。

それ以来、季節ごとに変わるカウンターディスプレー。
このお店で唯一僕のものではないものが置いてある。

そもそもオープンする前にどういう感じの店にしようかと思っていた頃。
最終的にはお店に入ってきて、このお店がどんな人がやっていて・・・・という
想像力がわく店にしたかった。

だからイタリアのものは一切なくカズのユニフォームやサザンのものなど・・・
完全に自分を主張しているものしかない。
それでいいと思っていたしいるから。

でもこうして大倉さんがやってくれたディスプレーを見ていると嬉しくなる

以前とは違う輝きがこのカウンターにはある。
今までで感じられなかった魅力があるカウンターになった、座りたくなる、気になるカウンターに。

この輝きが失われないように。。。少しずつ前に進む。
そんな輝きのあるお店にしていこうと思う