okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

10/18

このブログを書く前にミクシーで「okeiができるまで」という日記を書いていた。

今日、それを見てみた。

僕の2005年10月18日にはこんな日記が書かれていた。
そう、僕はこのぐらいにお店がこの場所に決まった。
11月1日に契約になるまでの10日ほど、お金の工面やいろんな打ち合わせで寝れない日々が続いていた。
でも、今同様沢山の仲間が支えてくれていた。

僕にはなにもないけど、それがある。
何もできない男だけど、できる仲間がいる。
僕は前に向いて歩く義務がある。
支えてくれる人への感謝を形にする理由がある。

それが僕をまた奮い立たせる力になる。

振り返る日記があることも力になる。
日記は書いたほうがいいかもしれない。
それが自分を温めるストーブになるから。


2005/10/18 
本当に自分は恵まれている。何の担保もない、何もない僕になにも聞かずに支援してくれる人。助言、注意をしてくれる人。そして何もしてないようで心配してくれる人。僕は生まれながらに恵まれた環境なんだろう。気づいてなかったが。同時に自分がいかに無力かが日々感じる。何も出来ないくせに何かをやりたがる。昔からそうだ。しかし今回はたとえそうであっても逃げ出すわけにはいかない。自分を信じるしかない。なぜなら『オケイ』は生きる場所が決まったんだ。また今日も眠れない。