okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

あの日の今

2005年11月20日の日記はこうだった

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ついについにオープン日まで決まった〜。大変なことを始めたことがやっとわかり始めた。いったいどうなることやら。今日窯が入りました。外壁が赤くなりました。スカパー!みれるようになりました〜。プレオープンかオープンには大好きなビックアーティストの大プロデューサーも来てくれると連絡ありました。うれしいです。何はともあれ、念願のオケイが出来るまでスグデス。あらたな人生の始まりです。歴史のスタートを見てやってください

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このお店も本当にいろんな事が変わった。
スタッフも機材もメニューも全て。
そして、あの頃のようにいまでも何かがよくなるとわくわくする、それはまるで初めて動物園に行く前日の幼児のよう。

こんな10坪くらいの狭い空間なのに毎日変わっている。
okeiという社会が毎日何かを教えてくれている。

そしてここのスタッフから毎日いろんなことを学ぶ。

いうならば、平地に自分で山や谷を作り、それを超えていく作業。
それが独立し、継続していくってことかもしれない。

そこに山があるのではなく、自分で作っていくから面白い。

そんな風に思えるまで3年はすぐに過ぎてしまった。
前に進むためには楽しく過ごしていくには楽のままでは難しい。

そう、okeiのスローガンは変わっていない

楽しいことは楽じゃない。