今は止まっているようで動いている。
勝どきでは新しく入ってくれた酒井さんがいろんな角度で
ishimaruを見て、前向きにトライしてくれている。
Terzoでは、人員過多にはなっているが、それぞれが
新しいオケイを楽しみに、今を少しでも楽しく過ごそうと気を使いながら
毎日を過ごしてくれている。
僕はその行き来をしながら、これからを考える時間をもらっている。
そして何よりも、多くのお客様が顔を見に来てくれる。
心配になり、毎日毎日昔からの常連さんと働いていたスタッフが来てくれる。
それらが久しぶりーと同じ席に座り近況報告をする。
こんなことになってだが、これがあまりに美しい光景だと
改めて感じている。
そして僕はそれに甘えず、事務所に戻り、知恵を絞る。
皆のやりたいこともある。
でもそれだけじゃなく、この会社の方向性を見出す。
その時間。
何かを得て、何かを失ってきた。
今得られるもの。
それはスタッフの熱すぎる温度。
12年目、この温度をお客様にしっかりと届けたい。
2階3階のビストロokeiはそのままの形では継続できない。
料理人は総上がりしてしまった。
新しい料理人を探す気にはならなかった。
今いる仲間を中心にやりたいから。
1階とは違うイタリアンの形を模索している。
必ずいい形で届けたい、少しお待ちください。