okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

2015年度 決算報告 勉強会

目標のない自分は超えられない。

11月決算の株式会社okey。
12月は10周年なので忙しかったので、改めて1月のこの日に決算報告会と勉強会を行った。

半期ごとにやることを決めての2回目。

飲食業という世界は実に閉鎖的であり、世の中を学ぶことにとても不利益な職場であることが多い。
労働拘束時間も長く、今どこで何が起きているかも知らずに時間が過ぎてしまう。

okeyという会社では日頃から手を止め足を止め、できるだけ違う世界のことも感じてもらうようにしている。
その一環としてもこの会は重要で、数字の事、経営の事。
僕の給与から考え、お休みの数やら多くのことをガラス張りにして経費の全てを開示していく。

そのうえで残った経常利益をスタッフに多く還元していくスタイルを取り始めた。
なので、ものすごい小さい株主総会みたいな気持ちで僕は望んでいる。
当然資料をまとめたり、説明の仕方の文言に関しても悩み、一人で方向性を見出す。

今回は特に緊張していて、朝まであまり眠れなかった。

2年前に話していた内容と真逆を言ったりすることもある。
これは考え方が変わったから。

僕はそれでいいと思う
説明がつけばいい。
いやつかなくても、経営者が センス で決めたこともありだろう。

要するに目標や指標を定めて実行し、それを結果として受け止め反省する。

これを透明性を強くして経営していくこと。
それは一つの大きな指針によるもの。

僕は全てにおいてこのお店、会社で結果を出してもらうことを
経営の目的だと思っていない。

あくまで伝えるのは 人生の豊かさ指数を以下の向上させるか。
僕が今言っていることも、時間がかかることもある、理解実行するのに。
でも伝えるのはそういうこと。

ワインを覚えてもらいたいのも
全ては人生を豊かにしてくれるものだから。
ここでのサービスがよくなるかどうかは二の次で、人によってはそうならないかもしれない。
でも豊かさは確実に上がる。

今回もいくつかのお題を与えているが多くが豊かさをあげるもの。

そして目標を定め伝えた後は
数字の勉強会。

固定費 変動費

何となく聞いたことがあったり使っている言葉も
理解しているかどうかはわからない。

改めてこの数字と言葉、内容を半年に一回会計士から講演してもらうことで
みんなとても頭が柔らかくなっています。

会話も統一されるし、疑問も出る

そこまで来ると楽。
自然と意識が高まっていくだろう。

僕にとってのこの日は1年で一番緊張する日になっていくだろう