okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

初入院について

今日から人生初入院、明日人生初手術。

4月に1週間ほど、胆のう付近がいたくなり、判明し。虎の門病院で検査して、胆石の大きさなどを加味し切除することになりました。

痛みは今はないので、手術自体はいつでもよかったんですが緊急事態宣言が伸びたのと、6月にスタッフの結婚式がありまして、それまでに回復したい気持ちも。

で、この日になったわけです。

明日以降数日は身体に管が入っていたり、痛いみたいなので今日思っていることを書いておこうって思って病室ベッドで書いてます。

4人部屋で1日7,700円。無料だと棚とか色んなものがなくて仕切りもあまりないということだったので、こちらにしました。そもそも僕はあまり色々気にしないタイプなので快適です。

ただ、初めて入院してわかったんですが、本当に皆さん忙しくひっきりなしに動いている。ナースの方を筆頭に皆さん。本当に医療現場というものが確認作業も多いコト、同じことを何度でも確認していく忍耐力。頭が下がりますし、今コロナで子の方々を救えないということがとても大きな問題であると実感しました。

コロナによって人も時間も疲弊しているということを実感します。なければほかの命もたくさん救えるでしょう。何とかしなきゃいけない現場はこういうことなんだって。

昼に初めて病院食を食べましたが、うまい!チンジャオロースみたいなやつ!完食したし、おかわりしたいくらい!つい、お皿を返すとこにお手紙書いてしましました。

これは、お客様がしてくれたことがあるからできたことです。仕事をしている時に感謝されるって嬉しいすぎることだから。

色んな説明を受けてサインをすることが沢山あります。なんかたくさん来るからモテモテみたい笑

って色んな方からご連絡、心配、応援を頂いて。

実はとても死ぬほど嬉しかったりします。コロナの影響もあり、面会も退院までできませんし、入院患者同士もお話は極力しない状況。

病院内で聞こえるのは、ナースたちの声と足音と咳や苦しそうな声のみ。

閉鎖的な場所で天井を見ながら過ごすわけです。

なので、皆様からのご連絡を嬉しくすぐ返事をしてしまってます笑

そう考えると、皆さん色んなことで入院などをしていることに気づきました。今までは入退院について言われても、実体験がないからわかってあげられてなかったことが多々あると反省しました。僕の嫁も大きな手術をしました。4時間以上。

あの時、義母と過ごした時間は忘れられません。

それから3年くらいたったかな?最初の頃は心配すぎてすぐに帰りたくても帰れないし・・・。多くの方がそんな経験をしていたり、手術後、年単位で苦しい状況があったりしている中、仕事したり、介護したり。

自分が今まで健康できたことをありがたいと思う一方で、人の気持ちを分かってあげられてなかった人だったと猛省しています。

明日、自分には管が入った時間が数日あるそうです。

まだ信じられないし、経験した人にとっては大げさな-ってことかもしれないけど。

僕は正直怖いし、嫌だよーって思っています。

でも、いましかない!って思って明日を迎えるつもり。

本当はもっとゆっくりしようと思ったんだけど、何かをしてないと色々考えちゃって今日も一日仕事をベッドの上でしていたわけで。弱い人間です。

でもこの弱さを感じた自分は少し大人になりますよ、たぶん。

胆のう切除するときに使用したクリップみたいなものは一生体の中に残るみたいです。

なんかいろいろ知らないことばかりで不安がいっぱいですが、早ければ来週早々には退院とのこと。

あ、明日から数日は尿管に管が通るし、う◎コもお願いてベッドでしかできない場合もあるそうです。。。・。それは嫌だなーって思うので手術前に出しまくるしかない!

自分で行けるまでは我慢したいくらい・・・

おしっこはいいけどさ。

あ、ひげも剃りました、つるつるです。

なんか口から入れる管を止めるのに邪魔みたいで。

ということで明日、頑張ってきます!