明日は当店給料日。
オープン当初のブログでも給与について書いた。
今でも給与を渡すということは身が引き締まるし、最高の気分だ。
まず全額渡せることが僕にとっては感動的。
給与を渡す立場になる人は少ないんだから。
そして給与によってつながっているスタッフと年月を重ね、
それ以上の関係へと発展する。
僕は給与を渡す時必ずその封筒に感謝の意を書くようにしている。
毎月思いついたことを書いている。
それが彼等にどれだけの意味があるかは二の次であり、
僕がしたいのだ。
お店を出して日に日に気づくのは、今まで思っていた数百倍も
一人では生きていけないという現実。
そしてその現実は決してたたきつけられるものだけではなく
一人で生きていけないという幸せもあるのだ。
例えばみんな一人で生きていけたら・・・
それはつまらない命であっただろう。
人生などという言葉は存在しなかったかもしれない。
命という生命という冷たい言葉で終わっていたかもしれない。
一人で生きていけないことは恥じることではなく、
幸せなことだと思う。
そして支えられて生きていることを自覚すればもっと幸せになれる。
そんな現実を給与を渡しながら考え、毎月少しだけ幸せになれるのだ。。
