okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

pizzeria-okei2007-10-22

オープン前。
シェフと話をしているときに、
イメージはお母さんがやっている食事処というか
カウンターに座って、目の前にある煮ころがしとか煮付けとか
お魚とかを見ながら
「これとこれ」
みたいなお店にしたいと思っていた。

カウンターには前菜が並び、みんなの視線を浴びながらオーダーを待つみたいな。
(ちなみに今、ゼンサイを変換したら「前妻」となった。この文章で前妻ならすごい話だ・・)

要するに食材とかをみてお客様と話したり、
ああしてほしいとかこれがいいと思うとか、そんな話をしたいなって。

結局スペース的な問題もありそれができず今に至るのだが・・・。

そんな中、少し食材をカウンターに置いている。
作りかけのレモンチェロやサングリア、オリーブなど。

置いてみるだけでもカウンターが華やかになった。

食材の色というのは目を優しくするのかもしれない。
独特のその空気から伝わる色が心地いい。

大した変化じゃないし、気付かない人もたくさんいると思うけど
僕には大きな変化。

こういったまずやってみる!感覚が養われていかなきゃいけない。

それはお店をやる人にとって必ず必要な勇気だし、心構えだし、
腹のくくり方だから。

実は今、僕はやらなきゃいけないことでてんぱっている

なかなか前に進まず、やばいことばかり。

少しずつ前に進むのを見ていると気が休まる

今日はがんばって夜中やろう!