先日、父の定年お祝いをビストロokeiで行った。
奥さんと一緒に東京に来て、姉夫婦と一緒に来たのだ。
前日には帝国ホテルでの会食をごちそうした。
楽しんだようだった。
okeiでは好きなご飯をいろいろ食べてもらい、
お客様も多かったため、安心したようだった。
帰り際に言われた一言が重く今も心にある。
僕ら家族の半生がそこにある。
そんな気がした。
「たけ、色々お祝いありがとう。本当にうれしかったぞ。
小さいときはあまり一緒にいれなかったのにこうして普通に育ってくれて、
心配なくいてくれた事だけでも、親孝行なのにね」
父にそんなに褒められた事はない僕はびっくりした。
そういえば、中学以来一緒には暮らせていない。
これからも難しいだろう。
それでもこうして一緒になるべくいようとお互い意識している。
メールや携帯があるからこそ。
無い物ねだりの世の中だけど、少なくても片寄家にとっては、
この現代こそがあるべき姿。
親孝行を初めてした気がした。