okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~

神奈川大学を卒業し、広告代理店で6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。2年弱の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。(現在、Pizzeria Terzo okei,Viva okei,酒場961,OKEI BREWERY,Atelier de terrine maison okei,filoの6店舗)飲食の事、カズやサザンのこと、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います

続ける

続ける。
本当に難しいことです。

36歳になると痛烈に感じていることです。
今思えばもっと若いときにやっておけばよかった経験は無数にあります。

でも、先輩や先生や親に言われていた、今しかないという言葉は未来永劫伝承される「ミス」だろう。
みんなこのミスをばねにやっていると解釈している

でも、お店を続けることもしかりだが、どんな事も習慣づけるまでに多くの努力が必要。

今の自分がしていることでどれだけ数年後も続けていけるか。
本当に自信がない。

お店の10周年。
そこまであと4年ほどある。

4年間、壮絶な悩みと戦うだろうなーと思ってる。

独立とは、本当に一人との闘い。
みんな、僕のことを、多くの人に囲まれている賑やかな人と感じる。

開けてみれば、独立してからあまり人と遊べなくなったし、
決断するのは一人。

誰が決断するわけでもない孤独感が増すばかりの7年間。

代理店の時に使うお金と今のお金とは全く違う感覚だし。

時間もそう。

続けていけるかどうか。
50歳が僕にとって大きな目標。
そこでやっていけてる自分がいたらいい
それが一番いい

続ける難しさと尊さ、奥ゆかしさ。
続けること